AGAは治らないって本当?治らない人の共通点

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AGAは治療しても完治しない、と聞いたことがあるかもしれません。薄毛で悩んでいる人がこのようなことを聞いたら、治療を受けることをやめてしまうかもしれないです。しかし実際は、AGAが改善して薄毛の悩みから解放された人はたくさんいます。

ここでは、AGA発症のメカニズム、現在行われている治療法、完治が難しい理由、改善しない人の共通点などをご紹介します。AGAによる薄毛で悩んでいる人は、今後の治療の参考にしてください。

この記事のポイント

ポイント1

AGAの完治が難しい理由

ポイント2

AGAが改善できる理由

ポイント3

AGAが改善しない人の共通点

AGA発症のメカニズムと治療法

完治がどのような状態を意味しているのかにもよりますが、もうAGAが再発することはない、という状態を意味するのなら、かなり難しいと考えている人が多いです。その理由はAGAの発症メカニズムと関係しています。AGA発症のメカニズム、現在一般的に行われているAGA治療をご紹介いたします。

AGA発症のメカニズム

AGAはいくつかの要因が作用しあって発症すると考えられています。その中で一番の要因は、男性ホルモンです。

男性ホルモン(テストステロン)は、5α-リダクターゼという還元酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。DHTが毛乳頭にあるアンドロゲンレセプターと結合すると脱毛因子であるTGF-βが生成されてしまうのです。TGF-βが脱毛を促進させて、ヘアサイクルの成長期が短くなることによってAGAは発症します。

誰もが男性ホルモンを分泌しているのに、AGAが発症する人と発症しない人がいるのはなぜでしょうか。それは、アンドロゲンレセプターの感受性や数、男性ホルモンの分泌量が関係していると考えられています。これらは、生まれたあとで決まるものではなく、遺伝によって生まれたときには決まっているのです。

AGAの発症のしやすさは遺伝で決まっているとされていますが、AGAを発症しやすい遺伝子をもっていたら必ず発症するというわけではありません。髪の毛の成長に必要な栄養や運動、睡眠などさまざまな後天的要因が作用しあってAGAは発症すると考えられています。

現在行われているAGA治療

現在、一般的に行われているAGA治療は投薬中心で、同時に生活習慣の改善指導も行われています。

使用されている治療薬は5α-リダクターゼの働きを抑制する効果がある「プロペシア」「ザガーロ」、血管を拡張させ血行を良くして発毛を促進させる効果がある「ロゲイン」などです。

髪の毛の成長に良い食事、規則正しい睡眠、適度な運動、禁煙などの生活習慣の改善も、AGA治療の一環として指導されています。

AGAの発症には男性ホルモンが大きく関係しているんだね!

現在、一般的に行われているAGA治療は、投薬と生活習慣の改善ですね!

AGAの完治が難しい理由

現在AGA治療で使われている「プロペシア」や「ザガーロ」は、DHT生成を減少させるために、5α-リダクターゼの働きを抑制する効果を期待されて使用されています。薬で5α-リダクターゼの働きを抑制しているだけで、他の部分は変わっていないのです。

そのため、投薬治療でAGAが改善した人が薬の服用をやめると、治療前のAGAが発症していた状態に戻ってしまいます。これが、AGAは、症状は改善するが完治は難しいと考えられている理由です。

治療をやめたらAGAは再発するの?

AGA治療によって薄毛が改善した人が考えることは、いつまでAGAの治療を続けなければいけないのか、AGA治療をやめたら薄毛が再発してしまうのか、ということでしょう。治療をやめたら薄毛が再発する人もいますし、再発しない人もいます。

治療をやめたら再発するかどうかは、AGAが改善した理由が薬によるものなのか、生活習慣を改善したことで後天的要因がなくなったからなのかにもよります。
薬が効いて薄毛が改善されたのであれば、薬の服用をやめてしまったらAGAが再発してしまう可能性が高いでしょう。

後天的要因を改善したことで薄毛が改善されたのであれば、薬をやめても生活習慣に気を付けていれば、AGAが再発しない可能性があります。

また、AGAが発症した年齢も関係しているでしょう。20代でAGAを発症し薄毛になってしまった人(いわゆる若ハゲ)は、AGAを発症しやすい遺伝子を持っている可能性があります。40代以降にAGAが発症した人は20代で発症した人に比べると、AGAを発症しにくい体質であるといえるかもしれません。

AGAの発症には遺伝が大きくかかわっているので、AGAを完治することが難しいと考えている人がいます。しかし、AGA治療は日々進歩しています。最近では、毛髪再生医療を導入しているクリニックも増えています。現在、完治は難しいと考えられているAGAですが、数年後はまた違った状況になっている可能性も十分期待できます。

AGA治療をやめるタイミングは?

AGA治療をやめたら、また薄毛になってしまうのなら一生治療を続けないといけないのか、と考えている人がいるかもしれません。確かに一生治療を続けていかなければいけない人はいます。その中には用量を減らすことができる人、ずっと同じ量を服用し続けなければいけない人などさまざまです。

男性ホルモンの分泌は、40代あたりから徐々に減少していく傾向があります。男性ホルモンの分泌が減ればAGAが発症しない可能性があるのです。

いきなり投薬治療をやめるのではなく、徐々に量を減らしていき様子を見ます。最初の半年は、毎日飲んでいた薬を2日に1回にしてAGAが進行しなかったら、3日に1回と徐々に減らしていくのです。

毎日服用していた薬が、3日に1回服用すればよいようになったら、薬代は三分の一になり、負担はかなり軽くなります。男性ホルモンの分泌量の減少や生活習慣の改善などで、薬を服用しなくてもAGAが進行しない人は治療をやめてもよいでしょう。

AGAの改善はできるけど、遺伝が関係しているので完治は難しいだね。

AGA治療は日々進歩しているので、完治できる日も近いかも!

AGAが改善しない人の特徴

同じ治療をしていても、AGAが改善する人と改善しない人がいます。改善しない人に見られる共通点をご紹介いたします。

我慢ができない人

AGA治療は、短期間で結果がでるものではありません。AGAの改善が実感できるようになるのは最低でも3ヶ月、一般的には半年以上はかかるといわれています。効果が出ない間は無意味なことに思えたとしても、長期間治療を続けないと、その治療が自分に合っているのかは判断できないのです。

そのため、数か月治療を受けただけで改善しないと決めつけて治療をやめてしまう人は、どんな治療を受けてもAGAを改善することは難しいでしょう。

生活習慣を改善できない人

生活習慣もAGAの発症には関係しています。栄養の補充はサプリメントを利用すれば便利ですが、食事制限や運動、喫煙、睡眠に関しては自分で改善するしかありません。

運動や睡眠などは習慣にしてしまえば、継続することはそれほど大変ではないかもしれませんが、習慣になるまでは今までの生活習慣を変えることは意外と難しいものです。AGAを本気で改善したいなら禁煙するべきですが、長年喫煙習慣がある人にとって禁煙はかなり難しいでしょう。

また、揚げ物などの脂っこい食べ物や、菓子などの糖質が多く含まれている食べ物は髪の毛の成長に良くないので過剰にとることは控えた方が良いです。しかし好きな食べ物の嗜好を変えることは難しいので、慣れるまでは我慢しなければいけません。

髪の毛の成長に良いといわれている生活習慣に改善できない人は、AGAの改善も難しいでしょう。

治療法が間違っている人

AGAの治療法が間違っている人は治りません。AGAが発症しているのに、髪の毛に良いと聞いたからという理由で海藻類をひたすら食べている人や、自分に合っていない育毛剤を長期間使い続けている人などは、AGAを改善することは難しいでしょう。

確かに、海藻類は髪の毛に良いし、市販の育毛剤でAGAが改善している人はいます。しかし、AGA治療はひとそれぞれで、AGAが発症した原因を探るためにクリニックで血液検査や遺伝子検査を受けて、治療方針を決めた方がAGA改善率は高くなります。

自分ひとりでAGAの治療をしても良いですが、AGA治療についてしっかりとした情報を得て、ひとつではなく出来るだけ多くのことを半年以上試しましょう。

AGAが進行してしまっている人

薄毛治療は出来るだけ早く治療を始めると、それだけ改善する確率が高くなります。AGA治療は、毛母細胞を活性化させたり、脱毛因子の生成を抑制させたりして薄毛の改善をしようとします。

毛母細胞の委縮がかなり進行してしまっていたり、死滅してしまったりしてからAGA治療を始めても改善は難しいです。
その場合は、自毛植毛などAGA治療とは異なる方法を検討しなければいけません。
薄毛が気になり始めたら出来るだけ早くAGA治療を受けるようにしましょう。

治療薬や育毛剤を適切な方法で使用できない人

AGA治療薬は、用量や服用回数が決まっています。毎日1回服用するように医師から指導を受けてるにもかかわらず、2~3日に1回、2~3日分まとめて服用したりしていたら、AGA治療薬の効果が表れにくくなってしまいます。

また、薄毛が満足する程度まで改善したからといって、自分の判断で治療をやめてしまったりしてはいけません。AGA専門クリニックの医師は、知識も経験も備えている専門家です。医師の指導に従って治療をしなくてはいけません。

もし、治療をやめてもよいのではないかと思ったら、医師に理由を話して相談しましょう。医師とよく相談して、今後の治療のことを決めてください。

自分に治療法が合っていない

全ての人に効果があるAGA治療はありません。投薬治療で効果が表れるひともいれば、生活習慣の改善で効果が表れるひともいるのです。大部分の人に効果があった治療法が、あなたにも効果があるとは限らないのです。

市販の発毛剤や育毛剤を使用して、AGAの改善をしようとしている場合は、半年使用して効果が表れなかったら違う育毛剤を試してみても良いでしょう。クリニックで治療を受けている場合は、治療方針の変更をいつするかなども医師に確認しておきましょう。

AGAが発症する遺伝要因をたくさん持っている

どんな病気でも、体質によって治りやすい人と治りにくい人がいます。AGAの発症は遺伝の影響が非常に大きいです。そのため、AGAを発症する遺伝要因をたくさんもっていたら、治すことは難しくなります。

現在AGA治療の主流となっている「プロペシア」や「ミノキシジル」を使っての治療では改善することが難しいAGAでも、再生医療を用いたHARG療法などなら改善できる可能性があります。また、AGA治療は日々進歩しているので、今後さらに効果が期待できる治療法が開発されるかもしれません。

自分に合っている治療を受けないとAGAの改善は難しいんだね。

AGAを治すには、医師の指導にしたがって治療するのが一番よいかも!

まとめ

  1. AGAは遺伝の影響が大きく完治は難しい
  2. 投薬治療、生活習慣の改善で、AGAの症状は改善できる
  3. 適切な治療を受けないとAGAの改善は難しい

AGAは完治が難しいが改善はできる理由、改善しない人に見られる共通点をご紹介しました。

AGAは、適切な治療を受ければ多くの人に改善がみられます。現在の治療で改善しなかった人でも数年後に新しい治療法が開発されて、AGAが治る可能性は大きいと考えられています。

AGAの治療を受けようか迷っている人、すでに治療を受けている人は諦めることなく前向きに治療に取り組み、出来るだけ早く薄毛の悩みを解消して、豊かな人生を送れることを願っています。