AGA治療薬の個人輸入は危険!やめたほうが良い理由を解説

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薄毛で悩んでいる方で、AGA治療を受けたいけど恥ずかしいからクリニックに行けないという方も多いでしょう。誰にも知られずにAGA治療薬を手に入れたい、と誰もが一度は考えたはずです。

その手段としてAGA治療薬の個人輸入があります。しかし、個人輸入は大きなリスクがあるため、やめたほうが良いと言わざるを得ません。
ここでは、AGA治療薬の個人輸入のリスクをご紹介します。現在、個人輸入している方やしようと考えている方は、ぜひ読んでもう一度よく考え直してください。

この記事のポイント

ポイント1

AGA治療薬の個人輸入を考え直すきっかけになる

ポイント2

AGA治療薬を個人輸入するリスクがわかる

ポイント3

AGA治療薬を個人輸入した場合の、メリットとデメリットがわかる

個人輸入でのメリットよりもデメリットが大きい

薄毛で悩んでいる人がまず最初に考えることは、ドラックストアなどで販売されている育毛剤の使用でしょう。育毛剤を使用しても薄毛が改善しなかったときに、薬によるAGA治療を初めて考える人が多いです。

AGA治療薬を入手するためにはふたつの方法があります。ひとつはクリニックで診察してもらって、自分の薄毛の原因に対して適切なAGA治療薬を処方してもらうことです。もうひとつがAGA治療薬を個人輸入して手に入れることです。

AGA治療のためにクリニックに通院することは、時間や手間がかかるだけではなく、恥ずかしさのために抵抗感がある方も多いでしょう。できれば誰にも知られることなく、AGA治療薬を手に入れて治療をしたいと思った人は多いはずです。

AGA治療薬を個人輸入で手に入れることには、いくつかのメリットがありますが、危険すぎるデメリットもあります。ここでは、AGA治療薬を個人輸入するのはやめたほうが良い理由をご説明いたします。

AGA治療薬の個人輸入を考えている方は、ぜひこれを読んでもう一度よく考えてください。

AGA治療薬の個人輸入する場合、メリットばかりに目が行きがちだね。

誰にも知られずに薄毛治療したい気持ちが強いからかもしれません!

自分の薄毛に適切かわからない

薄毛になる原因はAGAだけではありません。AGA以外で薄毛になる原因をいくつか紹介します。

頭皮環境の悪化:シャンプーの洗い落とし不足で、頭皮にシャンプーが残ってしまい頭皮環境が悪化して抜け毛が増えてしまう場合があります。また、頭皮を清潔に保っていない場合も抜け毛の原因となってしまうのです。

ストレス:ストレスが自律神経やホルモンバランスを乱し、頭皮の血行が悪化し髪の毛の成長を抑制してしているという報告があります。タバコも頭皮の血流を悪化させるため、薄毛の原因のひとつになると考えられています。

偏った食生活:偏った食生活は、髪の毛の成長に必要な栄養を十分に供給できなくなり、薄毛の原因のひとつになります。また、甘いものや脂っぽいものを多く食べると、皮脂が過剰に分泌され皮脂性皮膚炎になる可能性があります。

ここでご紹介下以外にも薄毛になる原因はいくつもあり、実際はひとつだけでなくいくつかの原因が複合的に作用しあって薄毛になることが多いと考えられています。

クリニックで診察・検査してもらうことは、自分の薄毛の原因に合った治療薬を処方してもらうために必要なことです。AGA治療薬を個人輸入して薄毛を改善させようとしても、薄毛の原因がAGAでなければ意味がありません。

もし、薄毛の原因がAGAだったとしても、男性ホルモン(DHT)によるものなのか、血行不良によるものなのかで服用するAGA治療薬は異なっています。DHTによる薄毛の場合は、血行改善効果が期待できる「ミノキシジル」を服用しても効果はあまり期待できないかもしれません。

また、服用する期間もわかりません。AGA治療は、最低でも半年は続けなければ育毛効果を得られにくいと知られています。たとえそれを知っていたとしても、薄毛の改善が見られなかった場合にどのタイミングで違うAGA治療薬に切り替えたら良いのかがわかりません。

全ての薄毛にAGA治療薬が効くわけではないんだね。

AGA治療薬を個人輸入せずに医師の診察を受けた方が確実かもしれません!

品質面で保証されていない

個人輸入で手に入れたAGA治療薬は品質面で保証されていません。偽物や粗悪品である可能性があるのです。 AGA治療薬は成分分析しない限り、本物かどうかはわかりません。送られてきたものが、ただのラムネや小麦粉を固めただけの可能性すらあるのです。実際に服用し薄毛が改善されなかったとしても、このAGA治療薬は自分には合わなかった、と考えてしまうでしょう。 もし届いたものが外見上、明らかに偽物とわかるものであったとしても、個人輸入をして手に入れたものである以上は受け入れるしかありません。個人輸入をしてAGA治療薬を手に入れるということは、非常に不利な状況下で購入しているということなのです。

また、届いたAGA治療薬が偽物だった場合、ラムネや小麦粉など摂取しても害のないものならまだよいですが、体に害を及ぼすものである可能性もあります。 そもそも、医薬品の個人輸入は認められている理由は、AGA治療薬を安く購入するためや、誰にも見つからずに治療をするためではありません。 厚生労働省のホームページには、医薬品の個人輸入が許されているのは、海外で受けた薬物治療を継続しなければいけない場合や、外国人が日本旅行をする際に常備薬として携帯する場合への配慮によるものと掲載されています。 厚生労働省のホームページには、個人輸入をする場合は危険性をよく考えてからするように、と注意喚起を呼びかけています。

AGA治療薬を個人輸入したら、本物かわからないんだね。

私たちに本物か偽物か見分けることはできないから、個人輸入は危険かも。。

副作用・用量に対する知識もケアもない

AGA治療薬は、副作用を発症する可能性がある薬です。副作用の中には、命にかかわるような症状を発症するものも含まれています。

個人輸入したAGA治療薬が本物だったとしても、外国で生産されたものであるため、添付文書が読めない可能性が高いです。添付文書に副作用のことについて記載されていたとしても、読めなければ意味がありません。用量についても同じことがいえます。AGA治療薬は用量を守って服用しないと、健康を害するリスクがある強い薬です。添付文書には用量についても記載されていますが、読めずに用量以上を服用してしまったら、問題が生じる可能性があります。

個人輸入したAGA治療薬を服用して副作用が出たとしても、すぐに服用を中止して医師の診察を受けなければいけません。しかし、医師の診察を受けて処方された薬ではないため、誰に相談をすればよいのかわからないでしょう。
また、個人輸入したAGA治療薬で副作用が出たうしろめたさから、病院に行くことを躊躇する人もいるでしょう。すぐに病院に行かなかったために、症状が進行し深刻なことになってしまうこともあり得ます。

医師も成分が分からない薬を服用したことで発症した副作用に、適切な対処をするのが難しい可能性があります。医師は日本で認可されている薬のことは知っていますし、知らなかったとしても簡単に調べることができます。しかし、医師といえども世界中で生産されている何千という薬の知識はありません。パッケージからどのような薬かわかったとしても、偽物かもしれないですし、どんな成分が配合されているかもわかりません。

AGA治療薬の副作用

AGA治療薬としてよく使われている「ロゲイン」「プロペシア」「ザガーロ」の副作用をご紹介いたします。

ロゲインの副作用

「ロゲイン」や「リアップ」に配合されている成分のミノキシジルですが、もともと高血圧の治療薬として開発されたものです。血管を拡張し血圧を下げる薬として使用されていました。外用薬は認可されていますが、内服薬は認可されていません。

「リアップ」が発売された当時、メディアが副作用について大きく取り上げていたために、高確率で副作用が発症すると誤解されている方もいるようです。しかし、副作用が発症する可能性は、厚生労働省と「リアップ」製造元の大塚製薬ともに8%と発表しています。

主な副作用は、頭皮のかぶれ・発赤・発疹、頭痛やめまい、多毛症、勃起障害、むくみ、しびれ、不整脈、胸の痛み、低血圧、高カリウム血症、多臓器不全などです。

可能性は低いですが、不整脈や多臓器不全などのように命にかかわる副作用が発症すると報告されています。また、副作用が発症した場合、内服薬は外用薬に比べると重い症状になる傾向があることにも注意が必要です。

プロペシア、ザガーロの副作用

プロペシアもザガーロも、前立腺肥大症の治療薬として開発されたものです。5α-リダクターゼの働きを阻害して、テストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を抑制します。DHT生成を抑制することで、脱毛を減らす効果が期待されているのです。

主な副作用は、勃起不全、性欲減退、射精障害、乳房障害、抑うつ気分、頭痛、倦怠感、肝機能障害、黄疸などがあります。肝機能障害や黄疸は深刻な問題になる可能性がある副作用です。

副作用ではありませんが、胎児への影響を懸念して妊婦や授乳婦への投与は禁忌となっています。男性胎児の生殖器の発達は、男性ホルモンが関係しています、プロペシアやザガーロはDHT生成を抑制する効果があるため、胎児の生殖器の発育異常を引き起こしてしまう可能性が考えられるからです。

胎児に及ぼす影響を考慮して、プロペシア服用者は献血出来ないことになっています。プロペシアの服用をやめてもすぐに献血はできません。服用をやめて1ヶ月以上経ち、体内からプロペシアが完全に排出されてからでないと献血できないのです。

副作用が発症しても、なにが原因かわからないってことだね。

配合成分が明かではない薬を服用するってリスクが大きすぎるかも。

AGA治療薬を個人輸入するメリット・デメリット

最後にAGA治療薬を個人輸入するメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。特にデメリットに注目してください。

AGA治療薬を個人輸入するメリット

・誰にも知られずにAGA治療薬を手に入れられる
・クリニックで処方してもらうよりも安く手に入れられる可能性がある
・クリニックに行く時間・手間が省ける

確かにメリットもありますが、これは全て本物のAGA治療薬が購入できたことが前提になっています。偽物である可能性を考えるとメリットとは言えないかもしれません。

AGA治療薬を個人輸入するデメリット

・自分の薄毛の原因に合っている治療薬かわからない
・偽物かもしれない
・有害な成分が配合されているかもしれない
・添付文書が読めない可能性が高い
・副作用が出たときの対処が難しい

金銭的な損害は覚悟して個人輸入をしている人が多いと思いますが、副作用など深刻な問題になるかもしれないデメリットがあることを知っておかなければいけません。

メリットだと考えていることも、偽物だったら意味ないよね。

デメリットが大きすぎるから個人輸入はやめたほうがよいかもね。

まとめ

  • 個人輸入で手に入れたAGA治療薬は何も保証されていない
  • 副作用が発症したときに対処が難しい
  • メリットと考えていることは、偽物だったらメリットとはならない

AGA治療薬を個人輸入で手に入れる危険をご紹介しました。メリットよりも遥に大きなデメリットがあるため、AGA治療薬の個人輸入はやめたほうが良いでしょう。

大事になってからでは遅いので、個人輸入する前にもう一度よく考え直してください。